次のコードをHelloPascal4のウィンドウに貼り付けて、プルダウンメニューの操作から実行して見ましょう。
program rei050(input, output);
var x,y:integer;
begin
readln(x);
y:=x;
x:=x + 1;
writeln(y);
writeln(x);
end.
例えば
readln(x);
に5の入力を与えると、
5
6
と表示されたと思います。
y:=x;
で変数yにxの値をコピーします。このため
writeln(y);
では入力した値である5が表示されます。これがもっともシンプルな代入文です。
代入文では「:=」の左辺の変数に右辺の式の値をコピーします。
x:=x + 1;
ではxにx+1の値がコピーされます。両辺にxを使っても問題ない理由は右辺の式がまず値として評価され、その値が変数にコピー(上書き)されるからです。この結果、
writeln(x);
では6が表示されます。