次のコードをHelloPascal4のウィンドウに貼り付けて、プルダウンメニューの操作から実行して見ましょう。
program rei040(input, output);
var x:integer;
begin
readln(x);
writeln(x);
end.
・・・何も起こらず真っ黒な画面になったままだと思います。
次の文でユーザの入力を待っているためです。
readln(x);
変数xにユーザの入力するデータを格納します。
ですので何か数字(xはingeger型の変数なので整数を、もちろん半角で)入力してEnterキーを押して見ましょう。
入力した数字がそのまま表示されました。
このプログラムは入力されたxを何の処理もせずに、そのまま画面に表示するだけなので役には立ちませんが、何らかの入力に応じて出力を返すと言うのはHelloWorldの次位に基本的な形です。
なお、
program rei040(input, output);
で「input」が新しく出てきました。このプログラムでは入力が存在する事を宣言しています。
では次のコードを実行して見てください。
program rei040a(input, output);
var x,y,z:integer;
begin
readln(x,y,z);
writeln(x,y,z);
end.
readlnはこのように記述する事で複数の値を読み込めます。
ちなみにreadでも実際の動作上は同じ動きをします。