TCコマンドを使用してお手軽にWAN回線の遅延をシミュレーションできます。
Windowsのwlineeというソフトもあるがどうも自由度が低く、最大の遅延も1000msしか設定できず、遅延時間も正確性が低かったためこのやり方を検討。
※ただし物理的にNICが二つは必要。
コマンド
apt-get install bridge-utils
# ブリッジコントローラのインストール
brctl addbr br0
brctl addbr br0 eth0
brctl addbr br0 eth1
ifconfig br0 192.168.1.100 netmask 255.255.255.0 broadcast 192.168.1.255 up
ifconfig eth0 0.0.0.0 up
ifconfig eth1 0.0.0.0 up
# 二つのインターフェースをbr0の仮想ブリッジにアサインしてuptc qdisc add dev eth0 root netem delay 1000ms
# 遅延定義を追加
tc qdisc del dev eth0 root
# 遅延定義を削除
Windowsのwlineeというソフトもあるがどうも自由度が低く、最大の遅延も1000msしか設定できず、遅延時間も正確性が低かったためこのやり方を検討。
60秒等の遅延も設定可能でかなり正確に動くので非常に有効だった。